2012年10月3日水曜日

嶺南士氏の勢力形成をめぐって

川手翔生「嶺南士氏の勢力形成をめぐって」(『史観』167、2012年9月)

後漢末に嶺南に勢力をはった士燮について検討。
士燮の官歴・歴代の交趾刺史との関係を踏まえ、
彼が嶺南で勢力を拡張した要因を探る。

まず、なにより士燮で論文が出たことにびっくり。
日本では後藤均平氏(「士燮」『史苑』32‐1、1972年)以来とのこと。
在地豪族としての影響力が希薄だったとする点に
先行研究との大きな違いがある。

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