2010年1月17日日曜日

古代日本における『史記』の受容をめぐって

池田昌広「古代日本における『史記』の受容をめぐって」(『古代文化』61-3、2009年12月)

古代日本が受容した『史記』について検討。
『史記集解』に本文と注の双方が備わっていたことを確認し、
日本で作られた『二中歴』をもとに、その構成を復元。
また、日本にはじめて『史記』の本文が伝えられたのは、
吉備真備が請来した『史記集解』であるとする。
漢籍研究における和文献の重要性を再確認した。

内陸アジア出土古文献研究会 特別講演会

東洋文庫・内陸アジア出土古文献研究会 特別講演会
日時:1月22日(金)15時~17時
会場:明治大学博物館教室
張国剛「従西域出土戸籍資料看唐代的家庭結構」