2015年10月1日木曜日

東洋史研究会大会

2015年度 東洋史研究会大会

日時:2015年11月3日(祝) 午前10時~午後5時 
会場:京都大学文学部新館第三講義室(二階)
午前の部
田中 一輝「代北と中原――北朝の史学と正統観――」
阿部由美子「中華民國北京政府時期の清室優待條件と北京旗人社會」
吉澤誠一郎「中華民國袁世凱政権による國家儀禮の模索」
 
午後の部
杉山 雅樹「ティムール朝末期における支配者とイスラームの諸相」
高松 洋一「オスマン朝の敕令起草過程で作成される文書類型について」
岡 美穂子「十七世紀前半東アジア海域におけるスペイン・ポルトガル勢力の紛争と外交――マカオ事件(一六〇八)とアユタヤ事件(一六二八)をめぐって――」
村上 恭通「中國における銅鐵生産の期限と展開」
古畑   徹「金毓黻『渤海國志長編』の成立過程について」
森田 憲司「中國近世の「墓誌」について」

東方学会平成27年度秋季学術大会

東方学会秋季学術大会

日時:2015年11月6日(金)
会場:日本教育会館 8階会議室 (千代田区一ツ橋)

開会:10:00 
開会挨拶 東京支部長 岸本美緒

講演会:10:15-12:20
10:15-11:15 桃木至朗 (大阪大学大学院教授):金石文から見た中世ベトナムの国家・社会 
  講師紹介・司会: 弘末雅士 (立教大学文学部教授)

11:20-12:20 神塚淑子 (名古屋大学大学院教授):六朝道教と『荘子』
  講師紹介・司会: 横手 裕 (東京大学大学院教授)

シンポジウム (13:20-17:10)

 I.中国の音楽文化 (司会:川原秀城)  1:20-1:30 川原秀城 (東京大学名誉教授): 趣旨説明
 1:30-2:10 中 純子(天理大学教授): 中国における音の怪―『太平広記』を手懸りとして―
 2:10-2:50 田中有紀(立正大学講師): 明代の音楽文化―朱載堉『楽律全書』について―
 3:20-4:00 新居洋子(東京大学研究員): 中国最初の西洋音楽理論書
 4:00-4:40 榎本泰子(中央大学教授): 民国期の音楽の多様性と可能性
 4:40-5:10 討論


II.仏教における認識と経験 (司会:岩田 孝、下田正弘) 

 1:20-2:00 下田正弘(東京大学大学院教授): 〈意識―存在―時間〉をめぐる仏教の言語位相
 2:00-2:40 斎藤 明(東京大学大学院教授): インド仏教思想史に見る言語論的転回と認識論 的転回―<認識>を めぐる瑜伽行・唯識派と中観派のせめぎ合い―
 2:40-3:20 岩田 孝(早稲田大学名誉教授): 後期大乗仏教における対象認識と実践
 3:30-4:10  A. Charles Muller(東京大学大学院教授): Views (dṛṣṭi) and Faith(s) (śraddhā)
 as Scaled Cognitive Modes in East Asian Mahāyāna Buddhist Soteriology (東アジアの大乗 仏教の救済論における階層化された認識的様相としての「見」と 「信」)
 4:10-4:50 大久保良峻(早稲田大学文学学術院教授): 即身成仏に関する認識と修行―日本天台を中心に―
 4:50-5:10 まとめ/討論

近代日本の偽史言説 シンポジウム

立教大学日本学研究所公開シンポジウム
近代日本の偽史言説 その生成・機能・受容

日時:2015年11月7日(土)・8日(日)
場所:立教大学池袋キャンパス5号館2階5210教室
主催:立教大学日本学研究所
共催:立教SFR「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学」

11月7日(土)
14:00-14:10 小澤実(立教大学)「偽史言説へのアプローチ」
第1部:神代史という伏流
14:15-15:15 三ツ松誠(佐賀大学)「神代文字と平田国学」
15:30-16:30 永岡崇(日本学術振興会)「自己増殖する偽史―竹内文献の旅と帝国日本―」
第2部:「歴史」の創造
16:45-17:45 馬部隆弘(大阪大谷大学)「偽文書「椿井文書」が受容される理由」

11月8日(日)
10:00-11:00 石川巧(立教大学)「戦時下のプロパガンダ—小谷部全一郎『成吉思汗ハ源義経也』を読む」
11:15-12:15 長谷川亮一(千葉大学)「「日本古代史」を語るということ――「皇国史観」と「偽史」のはざま」
第3部:海外偽史との接触
14:00-15:00 庄子大亮(関西大学)「「失われた大陸」言説の系譜―日本にとってのアトランティスとムー大陸」
15:15-16:15 津城寛文(筑波大学)「日猶同祖論――旧約預言から『ダ・ヴィンチ・コード』まで――」
16:30-17:30 高尾千津子(東京医科歯科大学)「ユダヤ陰謀説――日本における「シオン議定書」の伝播と受容――」


ずいぶん長いこと放置してしまい、すみませんでした。
今後、ちょくちょく更新したいと思います。

2014年1月17日金曜日

唐代音楽の研究と再現

岸辺成雄博士記念 東洋音楽史研究国際シンポジウム
唐代音楽の研究と再現
日時:2014年3月6日・7日
場所:上野学園大学

3月6日(木)公開講演会(於:石橋メモリアルホール) 12:30受付開始
13:00~
開会の辞  前田 昭雄
趙維平「岸辺成雄の唐代音楽史学研究の成果が中国に与える影響」
遠藤徹「雅楽と胡楽―日本の雅楽の本源をめぐって―」
渡辺信一郎「東風競わず―北朝隋唐期の燕楽―」
スティーヴン・G・ネルソン「唐代伝来の音楽とその再現」

3月7日(金)研究発表会(於:上野学園大学1403号教室) 8:30受付開始
9:00~
福島 和夫 「西域伝来の楽器<答臘鼓>又は<揩鼓>考」
呉国偉「岸辺成雄の調子研究―主に『隋書』における鄭訳の説明について―」
山寺三知「『隋書』「音樂志」における「三声並戻」の解釈について」
磯水絵「消えゆく舞楽の詠、囀」
13:30~
温和「唐伝五絃譜及び五絃琵琶の柱制に関する再考」
山寺美紀子「『碣石調幽蘭第五』の調絃再考」
王小盾「『教訓抄』に見られる唐代音楽の東伝」
17:00~レクチャーコンサート 「唐代伝来の音楽とその再現」(於:石橋メモリアルホール)
天平琵琶譜《黄鐘調二手》 / 敦煌琵琶譜《西江月》 / 五絃譜《上元楽》 他
構成・解説 スティーヴン・G・ネルソン  演奏 伶 楽 舎

【参 加】 資料代1,000円要(事前振込または当日会場受付)
事前申込制(先着順)
【定 員】 3月6日 公開講演会:350名
3月7日 研究発表: 90名
コンサート:350名
(6日参加者優先)
<お問合せ・お申込み>
上野学園大学日本音楽史研究所

2014年1月15日水曜日

仏教石刻と地域社会

2013年度 ユニット3(東アジア地域班)第1回国際ワークショップ
「仏教石刻と地域社会―中国中古時代における地域史的宗教環境の探究―」
日時:2014年1月26日(日) 10:00~18:00 (開場9:30)
会場:龍谷大学大宮学舎 清和館3階ホール

プログラム
<午前の部>
10:00-10:15 開会挨拶・趣旨説明:佐藤智水
10:15-10:50 北村一仁「北朝国境地域における仏教造像事業と地域社会―山西陽城県出土、上官氏造像を手掛かりとして―」
10:50-11:25 劉建華「鄴城地区出土仏教造像芸術特点及其他地区的影響」
11:35-12:10 石松日奈子「中国式如来立像の北魏的展開―雲岡第16窟大仏と地方造像―」
12:20-13:00 討議 司会:佐川英治
コメンテーター:稲本泰生・会田大輔

<午後の部>
14:10-14:45 倉本尚徳「唐代造像銘に見る善導浄土教の影響―龍門石窟を中心に―」
14:45-15:20 劉淑芬「九世紀的多種陀羅尼石刻」
15:30-16:05 佐藤智水「山東の地域社会と女性主導の造像事業」
16:15-16:55 討議 司会:入澤崇
コメンテーター:中田美絵・河上麻由子
17:10-17:50 総合討議
17:50-18:00 閉会挨拶:木田知生(龍谷大学)

中国典籍日本古写本研究の現在

中国典籍日本古写本研究の現在
日時:2014年1月25日(土)13:00~17:00
場所:東京国立博物館黒田記念館セミナールーム

13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明:高田時雄
13:10~13:50 余欣「唐代的瑞応図―以尊経閣文庫蔵《天地瑞祥志》写本為中心」
13:50~14:30 藤井律之「宋版以前の『淮南子』テキスト―日本古写本と吐魯番写本」
14:40~15:20 楊洋「天授五・六年奥書『孟子集注』の校合について」
15:20~16:00 佐藤礼子「高山寺本論語と外典抄」
16:10~16:50 高橋智「日本南北朝(14世紀)書写『論語』古写本の現状」

2014年

2014年もすでに2週間が過ぎてしまいました。
昨年は11月・12月と忙しさをいいわけに、
更新が途絶えてしまいました。

まぁ、マイペースが売りのブログなので、
たまにはこういうこともあるかと。
ただ、この間にも、いろいろ面白い本が出ていたので、
おいおい紹介していくことがあるかと思います。

というわけで、今年もよろしくお願いいたします。

2013年10月24日木曜日

交響する古代Ⅳ

国際学術研究会:交響する古代Ⅳ
日程:2013年10月31日(木)〜11月2日(土)
場所:明治大学 グローバルフロント 1F 「グローバルホール」

10月31日・テーマ:東アジアの史的環境と列島
11:00~ 基調講演:吉村武彦「列島の文明化と日本古代学」
13:00~ 
徐建新「集安高句麗碑について」
黄暁芬「漢代辺境における郡県都市の探求」
小笠原好彦「古墳時代の形象埴輪の出現と中国の明器・俑」
朴天秀「最近韓国発見新資料が提起する諸問題」
石川日出志「弥生時代文化の時空的変異」

11月1日・テーマ:列島の文明化と律令制国家
神野志隆光「語られた「古代」−『日本書紀』とその意義」
黄正建「『天聖令』中の宋令と『養老令』の唐令への改訂の比較」
金在弘「新羅銘文土器の分布と変化」
ファム・レ・フィ「安南都護府城郭の研究−阿倍仲麻呂の任所をさぐって−」
R. Wittkamp「万葉集における文字遊び−風景と記憶」
湯淺幸代「湯浅兼道筆『源氏物語聞録』について」

11月2日・テーマ:貴族社会と文芸
山口直美「本牟智和気御子説話の考察−「鵠の声を聞く」表現を中心に−」
坂口彩夏「称制の一考察−天皇空位時にみえる詔勅と持統天皇の称制−」
五十嵐基善「律令制下における弩師の設置意義について」
宋好彬「漢文学研究初期における韓国(朝鮮)式変格漢文の認識について」
Aldo Tollini「古代日本における中国文化の受容:『万葉集』の表記を中心にして」
鄭雨峰「『丙子日記』と『蜻蛉日記』の比較文学的考察」
沈慶昊「新羅崔致遠の四山碑銘に関する一考察」
李相雨「ファシズム時代の歴史演劇」
牧野淳司「古代における歴史語りと物語」
加藤友康「平安貴族社会における漢籍の受容−摂関期における漢籍の所蔵と流通・利用を中心に−」

道教と東アジア交流史研究の新展開

道教と東アジア交流史研究の新展開
日時:2013年10月27日(日)13:00~18:00
場所:中央大学駿河台記念館570室(5階)

プログラム
〔講演1〕 13:00-14:00
土屋昌明「中国の洞天信仰と日本の山岳信仰の初歩的比較」
〔講演2〕 14:00-15:50
雷聞「宮廷と山林のあいだ-中晩唐道教史上の劉玄靖-(宮廷与山林之間:中晚唐道教史上的劉玄靖)」
休息 15:50-16:10
〔講演3〕 16:10-18:00
拜根興「入唐高麗移民墓誌とその史料価値(入唐高麗移民墓誌及其史料価値)」

2013年10月6日日曜日

2013年度内陸アジア史学会大会

2013年度 内陸アジア史学会大会
日程:2013年11月2日(土)
場所:龍谷大学大宮校舎清和館3階大ホール

13:00~17:10
公開講演(13:00~15:05)
大澤孝「ンゴル高原における新たな突厥碑文の発見とその意義について―近年におけるモンゴル・日本共同調査プロジェクトの最新成果を中心に―」
承志「マンジュ語「吉林九河図」と国境碑」

研究発表(15:15~17:10)
山本明志「モンゴル時代の中央チベットにおける軍隊と俗官」
塩谷哲史「ハン、企業家、帝国―ラウザーン運河をめぐるロシア=ヒヴァ・ハン国関係の変遷 一八七三‐一九一七年――」