2009年10月4日日曜日

論語

橋本秀美『『論語』―心の鏡』(岩波書店、2009年9月)

後漢の鄭玄・曹魏の何晏・梁の皇侃・南宋の朱熹など、
様々な時代の『論語』解釈を通じて読む『論語』。
『論語』の真意を特定することの困難さを述べ、
各時代でどのように読まれたかが重要であるとする。
おおいに参考になり、大変おもしろかった。
『論語』などの古典を諸史料の語句の出典として示す際には、
注意しなければいけないと自戒。

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