2011年2月25日金曜日

『全経大意』と藤原頼長の学問

後藤昭雄「『全経大意』と藤原頼長の学問」(『成城国文学論集』33、2010年3月)

近年、大阪府河内長野市の金剛寺で発見された、十三種の経書の解題である『全経大意』(日本で撰述)の内容と、藤原頼長の学問を比較し、その類似性を指摘。史書の引用は『南史』・『漢書』・『史記』しかないのが少し残念。それにしても、日本(特に寺院)にはまだまだ面白そうな史料が眠っているのだなぁ。

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