2010年9月24日金曜日

これから出る本

あちこちの出版社から、来月・再来月あたりに
個人的に興味ある本が続々と出版されるようです。
忘れないようにメモしておかなきゃ。
なお、データ・内容紹介は出版社のHPや新聞などから抜粋しました。

湯沢質幸『増補改訂 古代日本人と外国語 東アジア異文化交流と言語世界』
出版社:勉誠出版  刊行日:2010年9月(予定)、
予価:2940円  頁数:304頁
[内容紹介]
古代日本人は、東アジアの人々と どのような言語で交流していたのか?
漢字・漢語との出会い、中国語をめぐる日本の学問のあり方新羅・渤海など周辺諸国との交流、円仁ら入唐僧の語学力など古代日本における異国言語との格闘の歴史を明らかにする。
『言語』から考える東アジア文化交流史

中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉編『続「訓読」論 東アジア 漢文世界の形成』
出版社:勉誠出版  刊行日: 2010年10月(予定)
予価:6300円  頁数:464頁
[内容紹介]
東アジアの「知」の成立を「訓読」から探る
東アジア漢文世界において漢文テキストは実際にどのような〈てだて〉で「読まれ」、そこでいったい何が生じたのか、そこから何が形成されたのか
「知」の伝播と体内化の過程を「訓読」論の視角から読み解くことで
東アジア漢文世界の成立を検証する。

新編森克己著作集編集委員会編『新編森克己著作集4 増補日宋文化交流の諸問題』
出版社:勉誠出版  刊行日:2010年10月(予定)
予価: 10500円  頁数:450頁

榎本渉『選書日本中世史4 僧侶と海商たちの東シナ海』
出版社:講談社(選書メチエ)  刊行日:2010年10月7日
予価:1680円

渡邉義浩『儒教と中国 「二千年の正統思想」の起源』
出版社:講談社(選書メチエ)  刊行日:2010年10月7日
予価:1680円

妹尾達彦『農業と遊牧の交わる都―北京の都市社会誌―』
出版社:刀水書房  刊行日:2010年中
予価1600円 

氣賀澤保規編『遣隋使がみた風景―東アジアからの新視点―』
出版社:八木書店  刊行日:2010年11月(予定) 
予価:3,990円  頁数:304頁(予定)
[内容紹介]
1400年前の遣隋使を徹底検証!
統一王朝・隋に派遣した古代日本・朝鮮半島の事情とは?
国際環境や政治から風俗まで、図版を収録し紹介


さらに汲古書院からは、「寧波プロジェクト」(にんぷろ)成果の集大成として、
『東アジア海域叢書』全20巻が刊行されるらしい。
第一弾は、山本英史編『近世の海域世界と地方統治』(10月刊)、
第二弾は、井上徹編『海域交流と政治権力の対応』(12月刊)。
平均350頁で、予価は各7350円。各巻のタイトル・内容が知りたい。
全部買うつもりはないけど、なんだか面白そう。

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