2010年1月21日木曜日

北朝・隋唐史料に見えるソグド姓の成立について

斉藤達也「北朝・隋唐史料に見えるソグド姓の成立について」(『史学雑誌』118-12、2009年12月)

ソグド姓とその対応国名の関係について考察。
国名(例:康国・安国など)からソグド姓(例:康・安など)が
派生したとする従来説に検討を加え、
むしろ、ソグド姓から対応国名が派生したとする。
また、当初、ソグド人には康姓しか存在しなかったが、
南北朝期における同姓不婚の厳格化にともない、
ソグド姓が多様化したとする。
斉藤達也「安息国・安国とソグド人」(『国際仏教学大学院大学研究紀要』11、2007年3月)の拡大発展版。

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