網野善彦+谷川道雄『交感する中世―日本史と中国史の対話』(洋泉社MC新書、2010年3月)
1988年にユニテから出版された対談集の新書化。
現在では、原著はなかなか手に入りにくい状況。
実は原著を持っているのだが、スペース削減と
谷川氏による新書版あとがきがついているので購入。
ただ、レジに行ってから、値段が1800円であることに気付いたのだけど、
ちょっと高いような気がしないでもない。
帯には「日本列島史、中国中世(魏晋南北朝・隋唐)史の視点から」云々とある。
( )がついているのが面白い。
新書版あとがき「網野さんとのこと」には、
名古屋大学で同僚だったがあまり交流はなかったこと、
網野氏が「電撃的な戦いをくりひろげて、日本中世史を一変させ」たのに、
私は「今もって孤立無援の状態である」こと、
疑問にこたえてくれないまま網野氏が亡くなってしまったことなどが書いてある。
2010年3月17日水曜日
2010年3月15日月曜日
「画賛研究会」国際シンポジウム
「画賛研究会」 国際シンポジウム
日時:3月20日(土)・21日(日)・22日(月)
会場:花園大学拈花館202号室
プログラム
3月20日
基調報告
10:35~11:15 河合正朝「室町水墨画と画賛研究」
11:15~12:00 芳澤勝弘「画賛研究会設立について―美術研究と文献研究の融合に向けて」
研究発表
13:15~13:50 衣若芬「無邊剎境入毫端:玉澗及其「瀟湘八景」詩畫」
13:50~14:25 板倉聖哲「言葉から生み出された「名画」-趙孟頫画をめぐる絵画と言葉」
14:25~15:00 芳澤 元「女人凭几図と芳春尼―慶長期の詩画製作過程―」
15:15~15:50 福島恒徳 「頂相の賛をめぐって」
15:50~17:00 総合討議1 / General Discussion
3月21日
研究発表
10:05~10:40 グレゴリー・レヴィン「雪舟筆「破墨山水図」を見・読む:Intratextualityについて」
10:40~11:15 城市真理子「15世紀後期の詩画軸制作システム-「沙鴎図」を中心として」
11:30~12:05 島尾 新「画賛の思考:水墨山水画を例に」
13:30~14:05 フレデリック・ジラール「羅漢圖について」
14:05~14:40 橋本和雄「墨渓采誉筆・一休賛「魚籃観音図」について」
14:40~15:15 門脇むつみ「古嶽宗亘賛「釈迦達磨臨済図」(狩野元信印・聚光院蔵)をめぐって」
15:30~16:40 総合討議2
3月22日
特別見学9:00~12:00「臨済禅の画賛」
場所:花園大学歴史博物館
歴史博物館展示リスト
画賛の研究会が発足するとのことです。
申し込みの連絡は花園大学国際禅学研究所までなのですが、
残念ながら、申し込みはすでに終了しています。
2月18日締切は、ちょっとはやすぎる気がしないでもないのですが。
日時:3月20日(土)・21日(日)・22日(月)
会場:花園大学拈花館202号室
プログラム
3月20日
基調報告
10:35~11:15 河合正朝「室町水墨画と画賛研究」
11:15~12:00 芳澤勝弘「画賛研究会設立について―美術研究と文献研究の融合に向けて」
研究発表
13:15~13:50 衣若芬「無邊剎境入毫端:玉澗及其「瀟湘八景」詩畫」
13:50~14:25 板倉聖哲「言葉から生み出された「名画」-趙孟頫画をめぐる絵画と言葉」
14:25~15:00 芳澤 元「女人凭几図と芳春尼―慶長期の詩画製作過程―」
15:15~15:50 福島恒徳 「頂相の賛をめぐって」
15:50~17:00 総合討議1 / General Discussion
3月21日
研究発表
10:05~10:40 グレゴリー・レヴィン「雪舟筆「破墨山水図」を見・読む:Intratextualityについて」
10:40~11:15 城市真理子「15世紀後期の詩画軸制作システム-「沙鴎図」を中心として」
11:30~12:05 島尾 新「画賛の思考:水墨山水画を例に」
13:30~14:05 フレデリック・ジラール「羅漢圖について」
14:05~14:40 橋本和雄「墨渓采誉筆・一休賛「魚籃観音図」について」
14:40~15:15 門脇むつみ「古嶽宗亘賛「釈迦達磨臨済図」(狩野元信印・聚光院蔵)をめぐって」
15:30~16:40 総合討議2
3月22日
特別見学9:00~12:00「臨済禅の画賛」
場所:花園大学歴史博物館
歴史博物館展示リスト
画賛の研究会が発足するとのことです。
申し込みの連絡は花園大学国際禅学研究所までなのですが、
残念ながら、申し込みはすでに終了しています。
2月18日締切は、ちょっとはやすぎる気がしないでもないのですが。
2010年3月14日日曜日
ARTIST FILE 2010

国立新美術館が毎春開いている
アーティストファイルも今年で3回目。
この展覧会は、国立新美術館が注目すべき作家を選抜して紹介するもの。
特別なテーマ・年齢・表現方法など、一切制限がない。
そのため雑多な印象もあるし、ピンとこない場合も多いのだけど、
毎回、必ず面白い作家に出合える。
今回は、7名(国内6・海外1)の作家を紹介。
個人的には福田尚代と石田尚志がぴか一だった。
うらわ美術館の「オブジェの方へ」でも見た福田尚代の作品の中では、
名刺や手紙の文字部分を刺繍する「巡礼」シリーズが印象的だった。
思い出の字・名前といった消してはいけないような気がするものを、
あえて刺繍で消して、読めなくしてしまう。
その刺繍の色遣いがまた繊細。
刺繍した本を53冊並べた「苔の小路から雪の窪地へ」は、
全体の眺めもいいけど、一冊一冊覗き込むのが面白い。
『火星年代記』とか『マイ・ロスト・シティ』とか『西瓜糖の日々』とか
読んだことのある作品を見つけると、嬉しくなってしまう。
福田尚代の後は、ピンとくる作家がいなくて、
がっかりしながら、見て回っていたのだけれど、
最後の最後で見た石田尚志は、本当にかっこいいし、すごかった。
一筆入れるごとに写真撮影し、つなぎあわせて映像にする。
すると、絵が生きてるかのように動きだす。
「海坂の絵巻」・「色の波の絵巻」の躍動感。
波のように、生き物のようにうごめく「海の壁―生成する庭」。
窓から差し込む陽光とともに変化する「REFLECTION」。
再生と逆再生。
費やした時間と張り巡らされた計算を考えると、気が遠くなる。
これを見るためだけに、もう一度行ってもいい。
そう思わせる作品でした。
2010年3月13日土曜日
2010年国際稀覯本フェア

2010年国際稀覯本フェアに行ってきました。
今年は、3月11日(木)・12日(金)・13日(土)の三日間、
六本木一丁目の泉ガーデンギャラリーで開催されてます。
以前見に行った古典籍展観大入札会が面白かったので、
今回も無料の美術館として活用しようという魂胆です。
参加店は国内外あわせて31。
和書・漢籍・洋書がずらっと勢ぞろい。
結局、3時間近く滞在してしまいました。
以下に印象深かったものをいくつかあげます。
葛飾北斎が書いた中国の地図「唐土鳥瞰図」。
238万円もするから、到底買えないのだけど、
ポスターでもいいのでほしいと思った。
図面の3分の2近くが華南・華中で、南方から北方を見ている感じ。
都市名よりも山や川が目立っている。
17世紀頃にオランダで描かれた日本の風景画。
情報だけをもとに想像で描いているから、
なんだか人や建物の雰囲気が清っぽくておもしろい。
カタログに掲載されていないため、正確な名前がわかりません。残念。
赤瀬川原平が千円札裁判(千円札の精密な模造品を印刷したら、逮捕され裁判となった)中の1969年に作った大日本零円札(本物)も売っていた。
額面はゼロ円なのに、価格は126000円。
経典ばかりだったけれど、
浜田徳海蒐集敦煌文書も結構出てた。
どれもこれも値段は高くて手が出ないけれど、
見ていてあきないものばかり。
ちなみに、多分一番安かったのは、
満洲の絵葉書で、一枚100円~500円。
その次ぐらいが、大正・昭和時期の著者不明漢詩箋の1000円。
もしかしたら、その中に掘り出し物があるかもしれない、
と思って探してみたけど、ピンと来るものは特にありませんでした。
ま、そりゃそうですね。
2010年3月12日金曜日
遼金西夏史研究会大会
第10回遼金西夏史研究会大会の御案内
日時:2010年3月21日(日)~22日(月)
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階大会議室
21日報告
13時20分~14時30分:高井康典行「「遊幸」からみた遼中京」
14時40分~15時50分:新見まどか「8~9世紀、華北における諸藩鎮の交流・対立──平盧節度使を中心として──」
16時00分~17時10分:横内裕人「日本仏教史上の遼・高麗」
17時10分~ 総会
18時30分~ 懇親会・情報交換
22日報告
9時15分~10時15分:武田和哉「中国内蒙古自治区・遼寧省内に現存する契丹国時代の遺跡文物の概要──現地調査の成果と報告──」
10時25分~11時35分:渡辺健哉「元朝における皇帝の居所」
昼食・昼休み
13時00分~14時10分:広瀬憲雄「非君臣関係の外交儀礼について──複数の『国際秩序』の併存──」
参加希望者は遼金西夏史研究会まで連絡。
日時:2010年3月21日(日)~22日(月)
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階大会議室
21日報告
13時20分~14時30分:高井康典行「「遊幸」からみた遼中京」
14時40分~15時50分:新見まどか「8~9世紀、華北における諸藩鎮の交流・対立──平盧節度使を中心として──」
16時00分~17時10分:横内裕人「日本仏教史上の遼・高麗」
17時10分~ 総会
18時30分~ 懇親会・情報交換
22日報告
9時15分~10時15分:武田和哉「中国内蒙古自治区・遼寧省内に現存する契丹国時代の遺跡文物の概要──現地調査の成果と報告──」
10時25分~11時35分:渡辺健哉「元朝における皇帝の居所」
昼食・昼休み
13時00分~14時10分:広瀬憲雄「非君臣関係の外交儀礼について──複数の『国際秩序』の併存──」
参加希望者は遼金西夏史研究会まで連絡。
内陸アジア出土古文献研究会
内陸アジア出土古文献研究会4月例会
日時:2010年4月3日(土)15時~17時
会場:明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第3会議室
報告
速水大「再論 唐建国期の原州史氏―墓誌に見える史訶耽・史索巌の散官号の解釈を中心に―」
日時:2010年4月3日(土)15時~17時
会場:明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第3会議室
報告
速水大「再論 唐建国期の原州史氏―墓誌に見える史訶耽・史索巌の散官号の解釈を中心に―」
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