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これまた、ちょっと前のことになりますが、
横浜の神奈川県民ホールギャラリーで開催されていた
「日常/場違い」展に行ってきました。
「日常/場違い」展に行ってきました。
「日常」をモチーフ・テーマに、違和感・異空間などを感じさせる、
雨宮庸介・泉太郎・久保田弘成・木村太陽・佐藤恵子・藤堂良門の新作を展示。
とはいえ、難しく考えなくても、単純に眺めるだけで、
笑い出しちゃう作品が多くて、とても面白かったです。
特にバカバカしくてよかったのが、木村太陽と泉太郎の作品。
木村太陽の「巣穴/Der Bau」は、靴を脱いで四つん這いになって、
段ボール製の通路に入り、いくつかの映像を見るというもの。
なかで流れてる映像がまたくだらない。
鶏肉がDJ的なことしたり、レコードの上で顔につけたナイフでリンゴ切ったり。
カフカの「巣穴」を連想したけど、どうもあまり関係ないみたいです。
泉太郎は、映像作品が10点くらいあったけど、
これまた、どれもこれもバカバカしい。
「デッドオアアライブオアウィンク」は、コインの表(天使)が出たら、
鳩に餌をあげたり、公園の植木に水をあげたり、といったささいな善行をするけど、
裏(悪魔)が出たら、鳩を追っかけまわしたり、芝生をふみつけたり、
といったしょーもないことをする映像作品。結局、「ウィンク」してないし。
泣きながら泣き顔を、笑いながら笑顔を、怒りながら怒り顔を描く「蚊」とか、
階段に、階段を転げ落ちる映像を映し出す「ほうとう」などなど、
単純だけど、ついつい笑ってしまう作品ばかり。
にしても、タイトルと中身の関連性がよくわからない。
にしても、タイトルと中身の関連性がよくわからない。
久保田弘成の電信柱を洗車機で洗う「性神式」もインパクトあった。
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屋外で見た東ドイツ製のトラバントを回転させる「Berlin Hitoritabi」も
回転速度がすごくて迫力あったなぁ。
日常的なものや考え方をちょっとずらして見せる。
思いつきそうで思いつかないバカバカしさがなんとも心地よかったです。