池田昌広「古代日本における『史記』の受容をめぐって」(『古代文化』61-3、2009年12月)
古代日本が受容した『史記』について検討。
『史記集解』に本文と注の双方が備わっていたことを確認し、
日本で作られた『二中歴』をもとに、その構成を復元。
また、日本にはじめて『史記』の本文が伝えられたのは、
吉備真備が請来した『史記集解』であるとする。
漢籍研究における和文献の重要性を再確認した。
2010年1月17日日曜日
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