ここ数日、日本中世史に関する新書・選書を立て続けに読みました。
伊藤正敏『無縁所の中世』(ちくま新書、2010年5月)
本郷和人『選書日本中世史1 武力による政治の誕生』(講談社選書メチエ、2010年5月)
かたや寺社勢力、かたや武家勢力。
中世のはじまりも、かたや1070年(比叡山が諸役不入権を獲得)、
かたや12世紀末の鎌倉幕府の成立。
おそらく両者とも、いわゆる「主流」からは、ちょっと(?)はずれてるのだろうけど、
これだけ中世観が違うと、困惑するより面白くなってくる。
これから日本中世史は、ますます熱くなってくるのかもしれないなぁ、
そんなことを感じました。
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