2011年4月5日火曜日

第56回東方学者会議

第56回東方学者会議
日程:2011年5月20日(金)
場所:日本教育会館7階・8階

シンポジウム1 東南アジア港市国家論
シンポジウム2 中国宋代における「地域」像―中央集権的文臣官僚支配国家下における「地域」史研究
シンポジウム3 16~18世紀モンゴル語文献資料への探求
シンポジウム4 仏教と論争―大乗仏教の展開とその宗教思想史的背景
シンポジウム5 注釈の未来―日本文学研究から
美術史部会

詳細は東方学会HP掲載のプログラムをご覧ください。

もうひとつの敦煌

關尾史郎『もうひとつの敦煌―鎮墓瓶と画像磚の世界―』(高志書院、2011年3月)

新潟大学人文学部の新大人文選書7。
本邦初の鎮墓瓶・画像磚の一般向け専門書。
敦煌といえば、シルクロード、敦煌文書、壁画などで有名ですが、本書では魏晋十六国期の敦煌で主に作成された鎮墓瓶・画像磚を中心に取り上げています。一見、些細な史料にみえる鎮墓瓶や画像磚から、敦煌地域社会を浮かび上がらせていて興味深いです。

2011年4月2日土曜日

三国志関連書籍

渡邊義浩『三国志―演義から正史、そして史実へ―』(中公新書、2011年3月)
愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター編『曹操高陵の発見とその意義―三国志 魏の世界―』(汲古書院、2011年3月)


『三国志―演義から正史、そして史実へ』は、
各章で演義と正史を比較し、そのイメージの違いを確認。
さらに正史のフィルターを払って、史実に迫るとしている。
これまでの著者の研究のエッセンスを凝縮している。


『曹操高陵の発見とその意義』は、2010年11月27日・28日に愛媛大学で開催されたシンポジウム「三国志 魏の世界―曹操高陵の発見とその意義」の講演録。目次は以下の通り。
村上恭通「『三国志 魏の世界』開催にあたって―経緯と趣旨―」
白雲翔「漢末・三国時代考古およびその新展開―北方曹魏を中心に―」
潘偉斌「曹操高陵の発見と発掘および初歩研究」
郝本性「曹操高陵出土文物の研究―安陽高陵出土石牌刻銘にみる曹操のすがた―」
張志清「漢代陵墓考古と曹操高陵」
討論会
付録一 河南省文物考古研究所・安陽県文化局「河南安陽市西高穴曹操高陵」
付録二 曹操高陵に関する中国人研究者の見解について
付録三 曹操高陵発見前後の経緯

曹操高陵の発掘経緯・発掘状況・出土物などについて紹介。漢代(前漢・後漢)陵墓との比較もある。付録一は、『考古』2010-8に掲載された発掘報告の翻訳。付録二は、『中国文物報』(2010年10月1日)に掲載された「曹操高陵考古発現専家座談会発言適要」をもとに、各研究者の見解の要点をまとめたもの。付録三は、『曹操墓真相』(科学出版社、2010年)掲載の発見経緯年表に加筆したもの。

2011年3月25日金曜日

日本中国学会若手シンポジウム情報2

日本中国学会若手シンポジウムのプログラム最終版が日本中国学会HPに掲載されていました。

これを見る限り、第一・第二部会に変更はないようです。また、第四部会は10時40分からの許時嘉氏の報告がなくなっています。そのため、10時40分から洲脇武志氏の報告がはじまります。

問題の第三部会ですが、プログラムを見る限り、中止とはなっていません。ただ、裴亮氏・徐暁紅氏・福嶋亮大氏の報告がなくなったため、第三部会自体は13時開始となっています。

なんとなく、狐につままれたような感じです。中途半端な情報を流してしまい申し訳ありませんでした。

2011年3月24日木曜日

東京大学附属図書館

九州大学附属図書館に続き、東京大学附属図書館でも、被災地域(東北・茨城)の大学・短大の学生・教職員に、臨時入館証の発行、館内史料の閲覧・複写サービスを開始。期間は4月28日(木)までだそうです。詳細は東京大学附属図書館HPを参照してください。

「関野貞資料と都城の世界」日時変更

3月29日(火)に開催予定だった関野貞 プロジェクト 「関野貞資料と都城の世界」ですが、日時・会場が変更になりました。

日時:2011年4月21日(木)10:00 から
場所:東京大学総合図書館3階大会議室
ということだそうです。

日本中国学会若手シンポジウム情報

3月26日(土)開催予定の日本中国学会若手シンポジウムですが、ちょっとバタバタしているようです。まだ確定情報ではありませんが、第3部会(近現代)は中止の可能性が高いようです。
昨日、一部研究者が第3部会中止の連絡をうけたとツイッターでつぶやいていました。ただ、日本中国学会のHPにはまだ出ていません。他の部会はどうなんでしょうか。開催直前まで日本中国学会HPのチェックが欠かせないようです。

2011年3月22日火曜日

時代の奔流と向かい合って生きた歴史家たち

『歴史評論』No.732(校倉書房、2011年4月)

特集は「時代の奔流と向かい合って生きた歴史家たち」
目次は以下の通り。
竹内光浩「久米邦武事件」
佐藤雄基「朝河貫一と比較封建制論 序説」
今井修「西岡虎之助と『新日本史叢書』」
久野修義「清水三男の学問」
高橋昌明「石母田正の一九五〇年代」
盛本昌広「網野善彦の転換」

取り上げられている人物に新味はないし、日本史研究者しかいないけれど、ちょうど永原慶二・鹿野政直編著『日本の歴史家』(日本評論社、1976年5月)を読んでいたので購入。佐藤氏が「文学者・文化人に比べたとき、歴史研究者の草稿・書簡などが保管・整理される環境が必ずしも整備されていない」というとおり、個人資料を用いた史学史研究というのは難しいが、それだけに面白そうな気もします。

今後は著名な研究者だけでなく、ちょっとマイナーな研究者も取り上げてほしいです。自分でやれと言われそうですが、例えば東洋史でいえば、小嶋茂稔「戦前期東洋史学史のための初歩的ノート―志田不動麿論のための前提」(『史海』54、2007年5月)みたいなのが必要な気がします。

2011年3月21日月曜日

シンポジウム関野貞資料と都城の世界

関野貞 プロジェクト 「関野貞資料と都城の世界」
日時:2011年3月29日(火)10時~

場所:東京大学薬学系総合研究棟講堂
主催:東京大学東洋文化研究所

報告
午前の部(10時~)
愛宕元「中国の都城」
焦南峰「西安調査の近況」

午後の部(13時~)
劉富良「洛陽調査の近況」
王志高「南京調査の近況」

保護色

3月14日(月)、計画停電初日の散歩中に撮影。
まるで保護色のよう。