歴史学研究会編『世界史史料3 東アジア・内陸アジア・東南アジアⅠ 10世紀まで』(岩波書店、2009年12月)
歴史学研究会編『世界史史料4 東アジア・内陸アジア・東南アジアⅡ 10-18世紀』(岩波書店、2010年11月)
参考書として購入。まだ拾い読みしかしてないけど、各史料の解説がとても参考になります。ただ、史料については、3では漢文の場合は基本的に書き下しだったのだけど、4では担当者によって、書き下しだったり、翻訳だったりとバラバラなのが少し気にかかりました。
また、執筆者紹介の欄はないので、詳細はわかりませんが、
どうやら執筆者選定の方針に少し違いがありそうです。
主に中国史部分を比較してみようと思います。
世界史史料3
第1章(中国古代:殷周・秦・漢):鶴間和幸・平勢隆郎・濱川栄
第2章(魏・晋・南北朝):金子修一・關尾史郎
第3章(隋・唐):金子修一・關尾史郎・妹尾達彦・荒川正晴
第5章(内陸アジア):關尾史郎・荒川正晴・吉田豊・石川巖
合計9人。
世界史史料4
第1章(宋代中国と近隣諸国家):岸本美緒・須江隆・平田茂樹・高井康行・梅村坦・矢澤知行・久保田和男・土肥祐子・松井太・鈴木弘一郎
第2章(モンゴル帝国):岸本美緒・宇野伸浩・赤坂恒明・矢澤知行・四日市康博・中村淳・新宮学・石濱裕美子・平田茂樹
第3章(明清時代の中国):岸本美緒・新宮学・楠木賢道・黨武彦・柳澤明・則松彰文・村上衛・中島楽章・林文孝
第5章(内陸アジア):柳澤明・赤坂恒明・澤田稔・小沼孝博・久保一之・野田仁・井上治・岡洋樹・岸本美緒・中村篤志・ブレンサイン・萩原守・石濱裕美子・小松原ゆり・玉井陽子
合計34人。
ぱっと見て3より4の方が、執筆者多そうだなと思ったのですが、まさかここまでとは。打ち込み始めてから、やらなきゃよかったと思いました。史料・分野の多様化のためなのか、それとも別の要因なのか、よくわかりませんが、とりあえず平均年齢は世界史史料4のほうが低そうです。
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