石野智大「唐代郷里制下における里正の治安維持活動」(『駿台史学』140、2010年8月)
唐代郷里制下の村落行政で、中心的役割を果たした里正に焦点をあて、
まず里正の別称(里長・里尹・里胥)を確認したうえで、
その治安維持活動の具体像に迫っている。
近年、中国では唐代の末端地方行政の研究が盛んに進められているのに対し、
日本では90年代以降、めっきり研究が減ってしまっている。
21世紀にはいって、史料や研究状況が変わってきているので、
研究が増えてもいいと思うのだけど。
研究、読書、現代アート、ときどき猫
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