沖本克己編集委員・菅野博史編集協力『新アジア仏教史07 中国Ⅱ 隋唐 興隆・発展する仏教』(佼成出版社、2010年6月)
アジア仏教史の新シリーズ。目次は以下の通り。
第一章「隋唐仏教とは何か」吉川忠夫
第二章「インド仏教の中国的変容」青木隆・奥野光賢・吉村誠
第三章「教学仏教の様相」林鳴宇・吉田叡禮
第四章「民衆仏教の系譜」斉藤隆信・西本照真
第五章「禅宗の生成と発展」小川隆
第六章「密教の伝播と浸透」岩崎日出男
第七章「士大夫の仏教受容」中嶋隆藏
第二章は地論・摂論・三論・成実・唯識、
第三章は天台宗・華厳宗、第四章は浄土教・三階教を扱っている。
素人の僕には、第二章・第三章のハードルが高かった……。
でも、当時の学派の状況などが窺えて参考になる。
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