2011年10月10日月曜日

西魏・北周の二十四軍と「府兵制」

平田陽一郎「西魏・北周の二十四軍と「府兵制」」(『東洋史研究』70-2、2011年9月)

西魏・北周の軍制について、前期府兵制という枠組みから解き放ち、二十四軍を中心に再考した論文。二十四軍の集団構成や親信・庫真といった制度を分析し、二十四軍は擬制的部落兵制であり、遊牧軍制の系譜を継ぐものとする。
賛否両論とあると思うが、北朝隋唐研究に一石を投ずる研究であることは間違いない。

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