出先で地震に遭遇。
家族と連絡し、電車が運休していることを確認した後、
まずしたことといえば、本屋に行くこと。
電車が動き出すまでの時間つぶしのつもりだったのだけど、
無意識のうちに、日常的な行動をとって落ち着きたかったのかもしれない。
石井仁『魏の武帝 曹操』(新人物文庫、2010年8月)
渡邉義浩『諸葛孔明伝 その虚と実』(新人物文庫、2011年3月)
新人物往来社から刊行された『曹操―魏の武帝』(2000年)と
『諸葛亮孔明 その虚像と実像』(1998年)の文庫化。
単行本はもっているけど、加筆・訂正したそうなので購入。
他にも小説2冊(神林長平『アンブロークアロー戦闘妖精・雪風』、ル=グウィン『ヴォイス』)を買った。
ただ、冷静になって考えると、地震の直後に急いで買わなきゃいけない本だったかどうかというと、全くもってそんなことはない。後日買っても問題なかったはずだ。やっぱり動揺していたのだろう。
当日は、TVを見るまで事態の深刻さがわかっていなかった。
連日連夜の報道で、被害の甚大さが明らかになってきた。
今はまだ論文や授業準備に十分集中できないけど、
できる限り自分にできることをしようと思う。
本を買おう。
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