2009年10月14日水曜日

幽霊と星空

先週はずっと、古本屋で購入した、
澤田瑞穂『修訂 中国の呪法』(平河出版社、1990年)
澤田瑞穂『修訂 鬼趣談義』(平河出版社、1990年)
澤田瑞穂『修訂 地獄変』(平河出版社、1991年)
を読んでいた。

中国の幽霊や地獄は、とっても人間臭い。
なんとなく乾いている感じ。
京都にいったばかりの友人が、
昨日、偶然にも子育て飴と小野篁の話をした。
日本が舞台になると、なんだかしっとりしていて薄気味悪い。


今日は、
福島久雄『孔子の見た星空―古典詩文の星を読む』(大修館書店、1997年)
を読み終えた。
歳差や暦などの関係で、現在の星空と中国史上の人物が見た星空が
異なることに注意し、 天体関係の漢詩文を再解釈している。
「北辰」が「北極星」ではないという指摘に目から鱗が落ちた。
天体関係の文章を解釈する際には注意していかないとなぁ。

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